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<震災遺構>被災4県結び「伝承ロード」共通看板など設置へ

共通の案内表示のイメージ図

 東日本大震災の教訓伝承に向け、東北地方整備局と被災4県、仙台市でつくる協議会の初会合が19日、青葉区の仙台合同庁舎であった。震災の風化防止を目的に新しいシンボルマークや統一の案内表示を作り、被災地に残る震災遺構をネットワーク化することを確認した。
 青森、岩手、宮城、福島4県の沿岸部にある震災遺構を「震災津波伝承ロード(仮称)」としてルート化する。構成施設は、宮城県南三陸町の防災対策庁舎や、岩手、宮城、福島3県で整備が進む復興祈念公園などを想定し、協議会が年度内に選定する。
 各施設の情報を一体的、効率的に発信できるよう、震災遺構を示すシンボルマークを考案し、共通した案内看板を設置する方針。地図の作製やホームページの運用なども検討する。被災地への誘客を図るため、震災遺構ツアーのモデルコースづくりも進める。
 会合には整備局や被災4県、仙台市の担当者ら12人が出席。整備局の原田吉信地方事業評価管理官は「被災地のそれぞれの取り組みをつなぎ合わせることで、効果的な震災の伝承を行いたい」と語った。


2018年07月20日金曜日


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