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<夏挑む 東海インターハイ>(下)学校対抗で表彰台狙う 自転車 岩手・紫波総合

上位進出を目指しバンクで走り込む佐藤主将(右)ら紫波総合の選手たち=岩手県紫波町の紫波自転車競技場

 三重など5県を舞台にした全国高校総合体育大会(東海インターハイ)が26日、始まる。8月20日まで開催される高校スポーツ夏の祭典に、東北からも多くの高校生アスリートが出場する。中でも大きな活躍が期待される競技の有力校3校を紹介する。

 紫波総合(岩手)は昨年の南東北インターハイで男子チームスプリントと1000メートルタイムトライアルを制し、学校対抗で4位入賞した。今年の目標は学校対抗で3位以内。佐藤威吹主将(3年)は「学校対抗得点で表彰台を目指したい」と意気込む。
 3人一組で走るチームスプリントは、アジアジュニア選手権日本代表の中野慎詞(現早大)が抜けた穴をどう埋めるかが課題だ。「タイム的には入賞が目標」と佐藤。一つでも順位を上げたい。
 競技は3人が一列で周回し、1周ごとに先頭が外れ最後の選手がゴールしたタイムで勝敗を決める。最終走者は昨年もメンバーだった佐藤が務める。
 「昨年のレースは中野さんのおかげで勝てた」と佐藤。「今年は自分がみんなを引っ張る」と話す。2走にはスプリント力がある照井力斗(2年)が濃厚。1走は未定だが、地力のある安ケ平陸(2年)か、中野の弟で成長著しい大詞(1年)が候補に挙がる。
 チームワークが鍵を握る種目だ。週末はロードに出て、7人一組で先頭を交代し水分や補食を受け渡しながら、学校から夏油高原スキー場(北上市)まで往復約120キロを走った。「持久力と団結力が高まった」と佐藤は手応えを語る。
 個人種目は、佐藤が東北選手権を制したケイリンに臨む。「自ら仕掛ける果敢なレースで勝ちたい」と闘志を燃やす。女子は高木香帆(3年)が500メートルタイムトライアルと個人ロードレースで上位を目指す。「女子は今回から正式種目。歴史に名を刻みたい」と意欲的だ。
 阿部慶浩顧問は「2年生主体で経験は少ないが、各自がベストの走りをすれば結果は付いてくる」と見る。学校の近くに競技場があり、毎日実践的な練習ができる環境が強みだ。伝統に新たな1ページを加えようと、若いチームが燃えている。(山本武志)


2018年07月21日土曜日


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