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<登録有形文化財答申>礼拝堂柱なく開放的 東北聖書バプテスト十文字教会(横手市)

ヴォーリズ設計の東北聖書バプテスト十文字教会

 米国生まれの建築家ヴォーリズが設計した教会建築作品の一つ。1949年にキリスト教バプテスト派の教会として建てられ、横手市十文字地域の象徴的な建物として親しまれている。
 木造平屋の切り妻造りで建築面積約175平方メートル。地元の建築会社が施工した。正面の外壁はモルタル塗りで仕上げ、建物側面や後方は板を少しずつ重ねた「下見板張り」とした。柱のないトラス構造の礼拝堂は開放的な空間が広がる。
 屋上の塔屋は76年ごろに据えられた。建具の板張りや腰板、床材にも修繕の跡があるが、全体として設計当初の意匠を残す。斎藤伸二牧師(55)は「地域の宝物と認めていただき、うれしく思う。大切に保存管理をしていきたい」と話す。

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 文化審議会は20日、城下町の景観を伝える末広酒造嘉永蔵(会津若松市)や東北聖書バプテスト十文字教会(横手市)など、東北の28件を含む33都府県209件の建造物を登録有形文化財にするよう答申した。秋にも告示され、登録数は1万1981件となる。


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2018年07月21日土曜日


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