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福島ロボットテストフィールド 通信塔から運用スタート

 福島県などが整備中の「福島ロボットテストフィールド」(南相馬市、浪江町)で20日、小型無人機「ドローン」の飛行を支える通信塔の運用が始まった。約50ヘクタールの敷地内で施設開所は初めて。
 通信塔は高さ約30メートル。周辺の直線約13キロの空域で行う飛行試験で、操縦者の指示送信を可能にする通信アンテナや、鳥などとの衝突を避ける空域監視レーダーなどを備える。
 8月9日には、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(川崎市)によるドローンの運航試験もある。
 テストフィールドは、東京電力福島第1原発事故で被災した浜通り地方に、新産業を集積させる「イノベーション・コースト構想」の中核施設。10〜12月に災害時などのプラントを再現する「試験用プラント」ができる。水害で被災した市街地に見立てるエリアを含む全体の完成は2020年3月を予定する。
 県ロボット産業推進室の担当者は「通信塔の整備により、世界に先駆けたドローン物流の実現を加速させたい」と話した。


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2018年07月21日土曜日


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