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<高校野球宮城>東北学院、七回逆転 4回戦進出決める

利府―東北学院 7回表東北学院2死二塁、小林が勝ち越しの右前適時打を放ち、4―3とする

 高校野球宮城大会第8日は21日、仙台市民、石巻市民両球場で3回戦6試合があり、角田、東北学院、柴田などが4回戦進出を決めた。
 角田は仙台南の猛追を4−3で振り切った。東北学院は七回に逆転し、6−3で第3シードの利府を破った。柴田は本吉響を7−2で下した。22日は楽天生命パーク宮城と、仙台市民、石巻市民両球場で3回戦8試合がある。


 ▽3回戦(仙台市民)
東北学院100000500=6
利  府110100000=3

 【評】東北学院が逆転勝ち。1−3の七回、2死二、三塁から長谷川の2点左前打で同点。小林の適時打で勝ち越し、小松の2点打で突き放した。利府は継投に失敗。四回までの好機に畳み掛けられなかった。

<七回に打者10人の猛攻>
 東北学院は見事な逆転勝ち。七回は打者10人の猛攻で5点をもぎ取った。
 この回3連打でつくった無死満塁の絶好機は、走塁ミスと三振で一度はついえたかに思われた。しかし、9番長谷川がしぶとく左前に運んで追い付くと、なおも2死二塁で打席は先発唯一の2年生の小林。「ここで打てば打線にもっと勢いがつく」と、外の直球を逆らわずに右方向へ運んで勝ち越し。「2年生らしく思い切り振れた」と照れ笑いした。
 その後も攻め立てて、最後は2死満塁で4番小松が右前に運んで2点を追加。第3シードの利府を窮地に追い込むには効果的な一打だった。渡辺監督は「迷いなく球に向かっていくことで打線がつながるチーム。『好機は必ず来る』と信じた結果だ」と喜んだ。

<利府の朝倉監督「判断ミス」>
 第3シードの利府が、七回に5点を奪われて逆転負け。選手はスタンドにあいさつを終えると、その場にうずくまって泣いた。
 「完全に私の判断ミス。先を見てしまった」と朝倉監督。五回まで1安打1失点と好投していた長谷川を温存しようと、3−1の六回から継投に入ったことが裏目に出た。就任1年目の朝倉監督は「秋春とも東北大会に進み、夏は甲子園と選手は頑張っていたのに…。サポートできずに申し訳ない」と肩を落とした。
 水野主将は「誰のせいでもない。(七回につかまった2番手の2年生)浅野には『来年頑張れ』と声を掛けた」と気丈に語り、「前半に畳み掛ける好機はあったが、相手の必死さに押された」と負けを認めた。


2018年07月22日日曜日


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