広域のニュース

<わたしの道しるべ>伝統の手仕事伝えたい

◎刺し子作家 鈴木りささん(43)=仙台市青葉区

 日本三大刺し子と呼ばれる庄内刺し子(山形県)南部菱刺し(青森県)こぎん刺し(同)のバッグやポーチ、イヤリング、ブローチなどの雑貨作りに取り組んでいます。「engawa(エンガワ)」という屋号を持ち、イベントやネットで販売したり、カルチャーセンターで教えたりしています。
 東北の刺し子は、柄がきれいなだけの手仕事ではありません。布や糸が十分に手に入らなかった時代の生活の知恵です。細かな刺しゅうを施すことで、布を丈夫にして防寒効果を高めることができます。
 刺し子と出合ったのは通院していた心療内科の作業療法でした。決まったリズムで集中して一針一針刺していると心が落ち着き、柄が仕上がると達成感がある。木綿や麻の天然素材に描かれた幾何学模様は、見るだけで温かみを感じます。
 趣味を仕事にしようと起業セミナーで学んできました。東北の風土が生んだ伝統ある刺し子の魅力を、まず地元から伝えていきたいです。


関連ページ: 広域 社会

2018年07月22日日曜日


先頭に戻る