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クマ被害防止へ生態や対策学ぶ「人里に寄せ付けない対策が必要不可欠」

クマの生態などについて講演する青井名誉教授

 市街地での目撃や農作物の被害が相次いでいるクマの生態や対策について知ってもらおうと、秋田県は22日、秋田市の「ルポールみずほ」でクマ被害防止セミナーを開いた。
 市民ら約90人が参加し、長岡技術科学大の山本麻希准教授(46)と岩手大の青井俊樹名誉教授(67)がそれぞれ講演した。
 青井教授はリンゴの食害があった盛岡市猪去地区で、住宅地付近の山林の間伐や農作物を守る電気柵などを徹底し、被害が激減した事例を紹介。「駆除だけでは被害はなくならない。人里に寄せ付けない対策が必要不可欠」と話した。
 参加者からは「クマの嫌いなにおいなどで追い払えないか」、「学校周辺でクマが出た場合の対応は」などの質問があった。
 秋田県三種町から訪れた森林インストラクターの大高一成さん(82)は「非常に勉強になった。クマについて正しい情報を伝えていきたい」と話した。


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2018年07月23日月曜日


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