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<いわき女性変死>殺人と断定、捜査本部設置 被害者の身元確認急ぐ

女性の遺体が見つかり、ブルーシートで覆われた民家=22日午後5時ごろ、福島県いわき市平鎌田

 福島県いわき市平鎌田、無職坂本基子さん(83)方で21日、女性が死亡しているのが見つかった事件で、福島県警は22日、司法解剖の結果などから殺人事件と断定、いわき中央署に捜査本部を設置した。捜査本部は、女性は連絡の取れない坂本さんとみて身元の確認を急いでいる。
 捜査本部によると、死因は顔面打撲による脳損傷。顔を殴られるなどしたとみられ、鼻や口から出血があった。他に目立った外傷はない。死後数日程度とみられる。
 坂本さんは1人暮らし。21日午前10時40分ごろ、家を訪ねた知人男性(62)が玄関近くの座敷に横向きに倒れている女性を見つけ、119番した。女性は普段着姿で、玄関の鍵は開いていた。
 県警は22日、坂本さん方の室内に荒らされた形跡がないかどうかなどを調べた。捜査本部によると、今のところ不審者の目撃情報などはないという。
 現場はJRいわき駅から東へ約1.5キロの住宅地。
 近所の男性は「静かな所でまさかこんな事件が起きるとは。(坂本さんは)決して人に憎まれるような人には見えなかった」と驚いた様子だった。
 近くの70代女性は「(坂本さんは)だいぶ前に旦那さんを亡くしてから1人で暮らし、家の前の畑で腰を曲げながらよく農作業をしていた。私も野菜をお裾分けしてもらったことがある」と話した。


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2018年07月23日月曜日


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