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<はるか>黄色い高級リンゴが結ぶ縁 岩手の農家、蔵王を訪問

蔵王はるか会の生産者の農園を見学しながら、意見を交わす参加者

 黄色い高級リンゴ「はるか」を栽培している岩手県滝沢市と宮城県蔵王町の生産者の意見交換会が18日、同町ございんホールなどであった。栽培や出荷時の工夫を紹介し合ったり、農園を見学したりして交流を深めた。
 滝沢市から13人、蔵王町から7人の生産者が参加。同町の「蔵王はるか会」のメンバーが2012年の商標登録、糖度14度以上で4段階のグレード設定、鮮度と香りを守るためのラッピング個装といった取り組みを紹介。農園で栽培方法などを話し合った。
 蔵王はるかは大半が贈答用だが、試食販売会では1個350〜600円前後で販売される。滝沢は、糖度16度以上で蜜入り30%以上を「滝沢はるか」として12年度にブランド化。17年度は1個1600円、糖度17度以上の「プレミアム」は2000円で販売した。
 はるかは甘さとシャキシャキとした食感が特徴の晩生種。岩手大の横田清名誉教授がゴールデンデリシャス系品種から選抜し、02年に品種登録。主産地は岩手県だが、横田氏が蔵王町に移住した縁で、同町でも栽培が始まった。
 昨年は蔵王はるか会が滝沢市を訪ねた。佐藤宏一会長(61)は「横田先生でつながった縁を大切にしたい」と述べた。滝沢果樹協会の小山田等会長(63)は「今後も交流を続け、技術を高め合いたい」と話した。


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2018年07月23日月曜日


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