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<東京五輪まで2年>出場目標に経験重ねる/スポーツクライミング・伊藤ふたば

新種目のスポーツクライミングで活躍が期待される伊藤=6月23日、盛岡市

 実績のあるボルダリングに加え、瞬発力が試されるスピードと持久力が必要なリードでも成長を見せる。3種目を競うスポーツクライミング複合で、16歳の伊藤ふたばは出場へ着実に歩を進めている。
 盛岡市で6月23、24日にあった国内初の複合大会は予選をトップ通過し、地元の期待に応えた。決勝は最終種目のリードで野口啓代(TEAM au)に競り負けて2位に終わったが、表情は明るかった。
 2日間連続で3種目をこなす大会を振り返り、「予選の疲労が残る中、決勝の3種目をやり終えた。五輪に生きてくる経験を積めた」と手応えを語った。
 決勝のスピードは10秒08の自己ベストを出し、種目トップに立った。昨年7月のアジアユース選手権と比べ、2秒以上速い。盛岡市内に専用施設が整備され、着実に力を付けている。それでも世界レベルは7秒台。「もっと伸ばさないと」と気を引き締める。
 複合種目出場は盛岡大会が2回目。次は8月のジャカルタ・アジア大会に照準を合わせる。2019年から本格化する代表選考に向け、「今年はたくさんの大会に出たい」と意欲を見せる。
(岩崎泰之)

 2020年東京五輪の開幕まで24日で2年。史上最多33競技、339種目の大会を目指し、若きアスリートが輝きを放っている。東北からも卓球の張本智和(15)=エリートアカデミー、仙台市出身=、スポーツクライミングの伊藤ふたば(16)=TEAM au、岩手・盛岡中央高1年=、サッカーの板倉滉(21)=J1仙台=らが活躍を誓う。夢の舞台へ、戦いは既に始まっている。


2018年07月24日火曜日


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