広域のニュース

<東京五輪まで2年>森喜朗・組織委会長インタビュー「3.11採火、IOCと交渉へ」

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は開幕まで2年となった24日、河北新報など東日本大震災で被災した宮城、岩手、福島3県の地元紙のインタビューに答えた。「東京五輪の源流は震災復興。20年3月11日にギリシャで採火する計画を進めている」と述べ、震災から丸9年の節目に合わせる意向を明らかにした。

 聖火は古代五輪発祥の地、ギリシャのオリンピア遺跡で採火される。森会長は「日程は日本だけで決められない。国際オリンピック委員会(IOC)、ギリシャ側との交渉になる」との見通しを示した。
 種火を迎える到着地に石巻市が名乗りを上げている点に関して、「聖火リレーが福島県をスタートする3月26日前には日本に持ってくるが、まだスケジュールは決まっていない」と述べるにとどめた。
 五輪とパラリンピックの開会式、閉会式の舞台を活用した被災地の文化の発信については「そういうカラーが当然入るようにしなければいけない。これから議論をスタートさせ、年内にコンセプトがまとまる方向だ」と強調した。
 東京電力福島第1原発事故による風評被害の払拭(ふっしょく)に向け、被災地では福島産の農水産物をはじめとした東北の食材の積極的な利用を期待する声が高まっている。
 森会長は「選手村の食事はIOCマター。何万食という量や宗教的な配慮を含め、アメリカの専門業者が担う」と説明した上で、「会場周辺では努めて東北の食事を出したい」と語った。


関連ページ: 広域 スポーツ

2018年07月25日水曜日


先頭に戻る