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<名取川土砂流出>仮設柵を年度内に設置へ 宮城県が応急対策

 宮城県名取市高舘熊野堂の残土置き場から名取川に土砂が流出している問題で、県は25日、川に土砂が流入するのを防ぐ仮設柵を本年度中に設置する方針を示した。行政代執行による土砂撤去に向け、小型無人機ドローンを使った残土量の測量を進めていることも明らかにした。
 仮設柵は鉄製で高さ3メートル。残土置き場と名取川の境に150メートルにわたって設ける。10月にも工事を始め、来年3月までの完成を目指す。これまで大規模な土砂流出は確認されておらず、応急対策として設置する。
 ドローンによる残土量の推計は23日に着手しており、8月中旬にも結果をまとめる方針。行政代執行での土砂撤去実施を視野に、工事方法の検討や費用の算出などに活用する。
 県は残土置き場から約150メートル下流に、24時間稼働の監視カメラを設置し、20日午後から撮影を始めた。これまでに新たな残土搬入は確認されていない。
 県仙台土木事務所で25日にあった対策検討会で方針を示した。県河川課の千葉衛課長は「工事費用は残土処理業者に請求する。残土置き場の現状を解消するため、行政代執行を前提に検討を進める」と話した。


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2018年07月26日木曜日


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