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<高校野球宮城>柴田 序盤攻勢で押し切る

 ▽準々決勝(石巻市民)
石 巻000000010=1
柴 田21020000×=5

 【評】柴田が序盤の攻勢で試合を優位に進めた。一回2死一、二塁から柴崎、千枝の連続適時打で2点先行。二回は伊東の中前適時打で1点を加え、四回にも差を広げた。柴崎は1失点完投。石巻は11残塁と打線のつながりを欠いた。

<要所抑え1失点完投>
 柴田が主戦柴崎の力投で5年ぶりのベスト4入りを飾った。9安打を浴びながらも要所を締め、9奪三振で1失点完投。左腕から右打者の膝元を突く直球がさえた。「1球ずつ気持ちを込めて投げられた」と笑顔を見せた。
 連投の疲れを乗り越えた。バッテリーを組む三浦は「ブルペンで球が走らず、『やばいかも』と話していた」と振り返る。自覚があったからこそ、低めを丁寧に突く投球を心掛ける集中力を保った。1日約100球の投球練習で打者を立たせて厳しいコースを突く意識を高めた成果も出た。
 準決勝の相手は強打の古川工。「制球が甘いと打たれる。また際どいコースを攻めたい」と気を引き締めた。

<石巻、好機生かし切れず>
 敗れた石巻は攻めの姿勢を貫いた。奪ったのは1点だけだったが、四、五回を除いて走者を出し続けて柴田の主戦柴崎に食らい付いた。主将の松浦は「自分たちの粘りの野球はできたと思う」と振り返った。
 松浦が悔やむのは4点を追う九回。2死満塁と絶好の好機で打席に。強いゴロの打球は不運にも二塁手の正面に飛んだ。「守りが堅く、良い当たりも安打にできなかった」と悔しさを語った。
 3年ぶりの4強入りにあと一歩届かなかった。後輩に「より高いレベルの野球をして来年は壁を越えてほしい」と攻撃野球を託した。


2018年07月26日木曜日


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