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<地上イージス>調査入札延期 防衛省、秋田など候補地に配慮か

 陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)などが配備候補地になっている迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡る現地調査の一般競争入札手続きについて、防衛省は25日、8月2日とした開札日を9月12日に延期した。秋田県と秋田市は延期を強く求めており、県幹部は「地元の反発を踏まえた対応」とみている。
 延期されたのは、東北防衛局が6月21日に公告した新屋演習場の地質調査と測量調査。同じく候補地のむつみ演習場(山口県萩市、同県阿武町)の同種調査2件も延期となった。
 秋田県への延期の一報は25日、同省の岡真臣(まさみ)防衛政策局次長から堀井啓一副知事に電話で伝えられた。岡次長は「より詳細に調査するため業務内容を一部変更した」と延期の理由を話したという。
 岡次長は23、24日、県と市が提出した質問状への回答内容を説明するため秋田市を訪問。佐竹敬久知事、穂積志市長から延期を要請された。
 名越一郎・県総務部長は「要請を受け入れてもらった。前向きに受け止める」と一定の評価をした上で、調査前に全体構想を示すべきだという県の考えに変わりはないとし「(先延ばしではなく)全体構想を説明するための延期でなければならない」と話した。
 山口県の村岡嗣政知事も「評価したい。より詳細で丁寧な説明を重ねてもらいたい」とした。
 防衛省が公示した「施設配置計画やインフラ整備を検討する基本構想などの策定業務」は技術提案書の提出期限が8月20日で、延期の対象に含まれていない。


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2018年07月26日木曜日


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