宮城のニュース

魂込めてみこし化粧直し 仙台・三瀧山不動院、あす祭りで披露

修復を終えたみこし

 仙台市青葉区中央2丁目のクリスロード商店街にある「三瀧山不動院」のみこしが大規模な修復を終え、26日に奉納式が行われた。夏祭りなどで40年近く活躍してきたみこしは傷みが目立ったため、昨年夏、製作元に修繕を依頼していた。今月28日の祭りで復活し、仙台七夕まつり(8月6〜8日)を前に中心部の商店街を景気づける。

 修繕されたみこしは高さ約2メートル15センチ、重さ約600キロで台の上に鳥居などがあしらわれ、頂点には鳳凰(ほうおう)が君臨する。奉納式では、不動院の鈴木泰爾(ひろみ)責任役員(77)が「末永くみこしを大事にして祭りを続けてほしい」と述べた。
 みこしは1980年に誕生。当時の商店街関係者が、創業200年余の老舗の森谷大仏堂(山形市)に製作を依頼し、不動院に奉納した。
 同社の森谷寛社長(70)は、不動院のみこし製作も今回の修繕も手掛けた。約40年前、商店街は東京・浅草神社の三社祭などでみこしについて学び、実際の寸法やデザインを提案してきたという。森谷社長は「とても熱意を感じた」と当時を振り返り、「修復にも精魂を込めた」と話す。
 みこしは28日、「三瀧山不動尊奉納夏まつり」で披露される。午後1時半ごろからみこし行列が中心部の商店街を練り歩き、午後5時ごろ不動院前に到着する。
 クリスロード商店街振興組合の山崎浩之理事長(70)は「先輩方が熱い思いで担ぎ続けてきたみこしが、わが街に戻ってきた。例年以上に盛大なみこし渡御にしたい」と意気込む。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2018年07月27日金曜日


先頭に戻る