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<岩手県漁連>ホタテ出荷基準緩和 貝柱だけを加工用に出荷可能に

 岩手、宮城両県の沿岸部でまひ性貝毒によるホタテガイの出荷自主規制が長期化している問題で、岩手県漁連は26日、貝毒が蓄積しやすい中腸腺(ウロ)を取り除き、貝柱だけを加工用に出荷できるよう基準を緩和することを決めた。
 出荷はウロから検出される貝毒が一定基準以下であることが条件。その上で貝柱を検査して貝毒が不検出だった場合に限り、県認定工場で加工、出荷する。
 これまではウロの貝毒が国の基準を超えると出荷を自主規制していた。
 県漁連の大井誠治会長は「生産者からも要望が出ていた。(基準緩和で)食中毒が発生すれば岩手のホタテは駄目になる。安全を重視して進めたい」と説明し、県に協力を求めた。
 県南部の海域では春以降に基準値を上回る貝毒の検出が続き、現在も県沿岸12海域のうち5海域で出荷を規制している。今年の県内水揚げは6月末時点で約169.0トンで、昨年同期(554.7トン)の3割にとどまる。
 全7海域で活貝の出荷を規制している宮城県漁協は既に基準を緩和し、6月末に水揚げを再開した。


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2018年07月27日金曜日


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