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秋田の若者、なぜ県外へ? 大学生と知事が意見交換

若者の県外流出について佐竹知事(右端)に意見を述べる学生たち

 大学生はなぜ秋田を出て行ってしまうのか−。秋田県の佐竹敬久知事と県内の大学生との意見交換会が24日、県庁で開かれた。秋田大などの8人が参加し「県内定着の課題」をテーマに、佐竹知事へ率直な意見をぶつけた。
 進学で初めて秋田に来た学生も多く、食文化や自然の豊かさに引かれて県内就職を決めたという意見があった。その一方で、交通の便の悪さや希望する分野の就職先がないなど不満の声も聞かれた。
 国際教養大4年の渋井智(さとる)さん(21)は県外の大手自動車メーカーに就職が決まったとした上で、「県内企業は情報発信が乏しく、インターンシップなどで魅力を知る機会も少なかった」などと指摘した。
 秋田大4年の今田茄奈子さん(22)は「県内、県外にこだわらず、就職で得た知識や経験を将来、地元に還元するという考えがあればいいのではないか」と話した。
 佐竹知事は「県外就職は悪いことではない。若者の職業観や地域へのまなざしを県の施策に反映していければと思う」と締めくくった。


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2018年07月27日金曜日


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