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福島の「ねっか」と「ばがねっか」 IWSC焼酎部門・米焼酎2銘柄ダブル銀賞

ともに銀賞に輝いた「ねっか」(右)と「ばがねっか」。奥は脇坂代表

 コメ農家の合同会社ねっか(福島県只見町)が製造する米焼酎「ねっか」が24日、英国で開催中の世界的な酒類品評会「インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション(IWSC)」の焼酎部門で最高賞に次ぐ銀賞を獲得した。
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 銀賞受賞は2年連続。同部門に初出品した「ばがねっか」も銀賞に輝いた。創業3年目の小規模酒蔵のダブル受賞は異例だという。
 出品したのは日本や韓国などの焼酎が味や香りの良さを競う部門。ねっか、ばがねっかともに自社栽培の酒米を使った。
 昨年4月発売のねっかは只見町産の酒造好適米「夢の香」と県が開発した「煌(きらめき)酵母」を利用し、フルーティーな香りが特徴だ。日本酒の醸造技術を土台に独自の蒸留技術で吟醸酒のように仕上げた。
 昨年夏に商品化したばがねっかは別の酒米を60%まで精米。香りをねっかの2倍に引き上げた。
 合同会社は只見のコメ作りと豊かな自然を次の世代に伝えようと、日本酒造りに携わった脇坂斉弘(よしひろ)代表社員(43)が地元コメ農家4人と設立。原料から自社で手掛ける米焼酎造りに取り組んでいる。
 ねっかは地元の方言「ねっか、さすけねえ(全く大丈夫)」から引用した。ばがねっかはさらに強調した表現で、可能性を否定せずに前向きに生きる意味を込めた。
 授賞式は11月14日、英ロンドンである。現地で商談も予定する脇坂代表は「二つの銘柄が受賞できてうれしい。米焼酎造りが地域の未来のためになるよう努めたい」と話す。


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2018年07月27日金曜日


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