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<廃炉資料館>事故の記憶を後世に 福島・富岡に11月開館 東電、旧PR施設を改装

廃炉資料館の展示イメージ(東京電力提供)

 東京電力は27日、福島県富岡町の福島第2原発のPR施設「エネルギー館」を「廃炉資料館」に改装し、11月に開館すると発表した。福島第1原発事故の経過と廃炉作業の進み具合を映像やパネルで紹介する。東電としては事故に関する初の一般向け施設となる。
 事故直後の1、2号機の中央制御室の対応状況を映像で再現し、職員のメモなども展示。原子炉が炉心溶融(メルトダウン)する過程をコンピューターグラフィックで示す。建屋の模型に映像を投映するプロジェクションマッピングで汚染水の処理工程を解説する。
 東電福島復興本社の大倉誠代表は27日の定例記者会見で「事故の記憶と記録を残し、反省と教訓を内外に示す。福島第1の現状を分かりやすく紹介し、帰還を迷っている方々が戻る気持ちになる一助になればうれしい」と述べた。
 入館は無料とする。エネルギー館は福島第2原発のPR施設として1988年7月に開館。原発事故で営業を中止していた。


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2018年07月28日土曜日


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