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<ベガルタ>「正直、勝ったと思った…」稚拙な時間の使い方、終了間際の失点許す結果に

仙台−C大阪 試合終了間際に追い付かれて引き分け、ぼうぜんとする仙台イレブン(川村公俊撮影)

 仙台にとって、あまりにもったいない試合だった。終了間際のパワープレーに屈して同点とされ、ピッチに膝をつく選手たち。一時は勝ち越しのゴールを決めた蜂須賀は試合後、「正直、勝ったと思った。まだ信じられない」。負けたかのような沈痛な表情だった。
 試合の終わらせ方が稚拙だった。後半39分に勝ち越し、残り時間はロスタイムを入れて約10分。敵陣の両サイド奥でキープしたり、短いパスを回したりして時間を費やすのが定石だが、攻め続け、逆にパワープレーの機会を与えた。失点の場面も、GK関のロングキックが直接、相手GKに渡ってから始まった。
 丸橋に振り切られ、ゴールを許した平岡は終盤の時間の使い方を悔やむ。「大きなスペースがあったから攻めた面があったかもしれない。キープするか、仕掛けるか割り切ってもよかった」
 内容は悪くなかった。課題のビルドアップ(攻撃の組み立て)は改善が見られる場面があった。蜂須賀が相手を引き付けて右サイドにスペースをつくると、平岡、奥埜、西村とつないで好機に。板倉から蜂須賀へのサイドチェンジでも揺さぶった。守備はボールの奪いどころが整理され、ピンチはあまりなかった。
 目標の5位以内を実現するためには、ハイペースで勝ち点を積み上げる必要がある。ドローでは到底満足できない。(佐藤夏樹)


2018年07月29日日曜日


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