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<相馬野馬追>騎馬武者 風切る

背中の旗指物とひづめの音を響かせて疾走する甲冑競馬

 相馬地方の伝統行事で国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は29日、南相馬市原町区で本祭りを開いた。市内の目抜き通りを騎馬武者約430騎が戦国絵巻さながらに行列。雲雀ケ原祭場地であった甲冑(かっちゅう)競馬と神旗争奪戦では人馬一体の躍動感に観衆が沸いた。
 甲冑競馬は7レースあり、背中の旗指物をはためかせて計56騎が1200メートルのコースを疾走した。争奪戦には約250騎が参戦。花火で打ち上げられた神旗目がけて手綱を繰った。時折雨の降る中でも、スタンドの約3万5000人から大きな拍手が起こった。
 東京電力福島第1原発事故に伴って地元開催が休止されてきた浪江町でも、本祭りから凱旋(がいせん)後、騎馬武者による行列や神旗争奪戦が8年ぶりに再開された。


2018年07月30日月曜日


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