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宮城県内の待機児童613人 施設増追い付かず

 保育施設に入所を希望する待機児童が4月1日現在で613人となり、2017年同期と比較して177人減ったことが30日、宮城県のまとめで分かった。認可保育所などが増えたことが要因とみられるが、需要には追い付いていない。
 市町村別の待機児童数は表の通り。最も多いのは仙台市で138人。以下、名取市82人、大崎市64人、大和町45人、多賀城市40人などで、仙台市近郊で不足傾向が見て取れる。
 国が17年、待機児童の定義を拡大したため、17年度と単純比較はできないが、石巻市や亘理町など沿岸被災地で企業内保育所の設置などが進み、減少幅が大きくなった。
 県によると、県全体の利用定員数(18年)は17年から約2400人増え、約4万2700人になった。県内の保育施設は17年同期比で約70カ所増えた。施設増に伴い新たな需要が生まれ、不足感の解消には至っていない。
 県子育て社会推進室は「待機児童数の減少は保育所を増やした成果だが、解消できていない。施設を増やすだけでなく、人材確保も進め、環境を整えたい」と話した。


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2018年07月31日火曜日


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