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<楽天>アマダー弾 快進撃の源「脅威の6番」存在感、月間MVP有力候補

24日の日本ハム戦、アマダーが左越えソロを放ち、5−6と追い上げる。アマダーはこの日2本塁打と大当たり

 東北楽天のアマダーが本塁打を量産している。7月はリーグトップの11本塁打(30日現在)で、球団の外国人選手の月間本塁打記録を更新。月間MVPの有力候補にもなっている。好調な打線を引っ張る助っ人は、後半戦9勝2敗と快進撃を見せるチームの原動力となっている。
 打撃戦となった24日の日本ハム戦(楽天生命パーク宮城)。アマダーは二回、有原の直球を右翼席にたたき込んだ。「うまく反応できた。自分の仕事ができて良かったよ」。六回には再び有原のカットボールを左中間スタンドに運んだ。
 今季序盤はつまずいた。5月13日には左膝痛で出場選手登録を抹消。この時点で打率2割8厘、5本塁打と結果を残せずにいた。
 2軍で約1カ月間調整し、軸足が折れずにバットがスムーズに出るフォームを取り戻した。1軍に復帰した6月中旬からは、主に「脅威の6番」として抜群の存在感を示している。最近は試合前の打撃練習で、打撃投手にスライダーなどの変化球を要求するなどさまざまな球種への対応力に磨きをかけている。
 栗原打撃コーチは「スイングに切れが出てきた。低めの難しい球に手を出さず、選球眼も良くなってきている」と評価する。
 一方で、首脳陣はアマダーのクリーンアップへの昇格には慎重だ。3番島内、4番今江、5番銀次は勝負強く、一発のあるアマダーを6番に据えることで「相手投手をホッとさせない打順にしたい」(平石監督代行)という狙いがある。
 今季は既に20本塁打を放ち、昨季の23本を上回るペースだ。球団の外国人最多本塁打は昨季のウィーラーによる31本で、球団記録更新も夢ではない。
 このままアマダーが打ち続ければ、チームの上位浮上の可能性も高まってくる。(伊藤卓哉)


2018年07月31日火曜日


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