
<東海インターハイ>不来方(岩手)2年連続3位 ハンド女子
31日、津市産業SCなどであり、ハンドボール女子の準決勝で、不来方(岩手)が佼成学園女(東京)に17−21で敗れ、2年連続の3位で終わった。
ソフトテニスは女子個人が開幕。ボートは男女各種目の敗者復活戦が行われた。
◎ハンドボール女子(津市産業SC)
▽女子準決勝
佼成学園女(東京) 21 12−9 17 不来方(岩手)
9−8
<マンマーク終始苦しむ>
「決勝の舞台に立つには大きな壁があった」。昨年はベンチで、今回はコートで準決勝敗退を味わった不来方の石亀主将は必死で声を絞り出した。
相手は昨年と同じ佼成学園女。高い位置からの守備に終始苦しめられた。マンマークでぴったり張り付く相手に、ボールを持ってもシュートを打たせてもらえない。奪われれば、速攻を浴びて主導権を握られる。「パスの出し所がなかった」。チーム最多の8得点で攻撃を引っ張った谷藤は力なく語った。
動き回って相手のマークを振り切る狙いはあったが「次にやりたいプレーを読まれて、相手が声を掛け合っていた」(石亀主将)。前回女王は予想以上にしたたかだった。
準々決勝までの4試合のうち、延長戦が2度。大沢監督は「体力的にはきつかった。競った試合でいつも勝てなかったチームだったが成長を感じた」とたたえる。2年連続の3位に「3年生には重圧もあったはず。昨年の成績に並んだが、(力は)越えたと言ってもいい」と評価した。(剣持雄治)
2018年08月01日水曜日