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<稲庭うどん>寛文五年堂が9月に地元初の直営店 観光客増に対応

寛文五年堂の新社屋。1階に直営店が入る=31日

 稲庭うどん製造販売の寛文五年堂(湯沢市)が9月19日、本社や工場のある湯沢市稲庭町では初の直営店となる「レストラン稲庭茶寮」をオープンさせる。稲庭うどんを目当てに同町を訪れる観光客が増えており、地元での飲食需要に対応する。直営店は秋田市中心部のエリアなかいちの「秋田店」に続き2店舗目。
 老朽化した本社建物の隣に鉄骨2階の新社屋を建設し、直営店を1階に入れる。事業費は約3億円。テラスを含め約50席を設け、干しうどんや干しそうめん、生うどんなどを提供する。
 新社屋にはギャラリーや売店も設ける。敷地内にある製造工場と合わせ、全体を「稲庭うどん伝承ノ郷『寛文五年堂』」と新たに名付けて集客を図る。渡辺知(さとる)専務は「憩い、安らげる場を提供したい」と話す。
 同社は従業員70人。稲庭うどんを各地の百貨店や小売店に贈答品として出荷し、飲食店にも卸している。
 稲庭町は稲庭うどん発祥の地とされ、十数社のうどん製造工場が集まっている。しかし、直営店はこれまで、佐藤養助商店の2店舗しかなかった。同社も8月8日、新形態の高級店「正心庵(しょうしんあん)」を開店させる。


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2018年08月01日水曜日


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