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灯籠流し 趣に触れて 観光協会1泊2日ツアー初企画 山形・鮭川

送り盆の伝統行事、庭月観音の灯籠流し(鮭川村提供)

 山形県鮭川村の庭月観音灯籠流し(18日)をPRしようと、村観光協会が1泊2日のツアーを初めて企画し、参加者を募集している。
 庭月観音は最上三十三観音の第33番札所で、打ち止めの寺として知られる。灯籠流しは送り盆行事で、御詠歌が唱えられる中、寺のそばを流れる鮭川に供養の灯籠を流す。
 太平洋戦争で中断し、1959年に復活。今回が60回目を迎える。かつては団体客が多く、近くの羽根沢温泉もにぎわったが、最近は個人が中心になり、訪れる人が減っていた。
 村観光協会の加藤直勝会長(45)は「川面にゆらめく灯籠を眺め、先祖の霊を慰める地元の伝統行事に目を向ける機会にしてほしいと考えた。この時季の村の良さを伝えたい」と狙いを話す。村の補助を受け、参加費は8000円に抑えた。
 ツアーは18日に村内の羽根沢温泉の各旅館で夕食を取った後、現地まで送迎。午後6時から灯籠流しに参加し、その後旅館に宿泊。19日は「トトロの木」といわれる小杉地区の大スギを見学し、庭月観音で庭崎賢恵(けんえい)住職の法話を聞く。築約100年の古民家レストラン「みなもとや」で民話を聞き、郷土料理を味わう。
 定員20人。連絡先は松葉荘0233(55)2539。


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2018年08月01日水曜日


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