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酷暑!福島カラッカラ 特産モモが小玉傾向、ダム貯水率一部で50%台に

流量が減って一部の川底が露出している松川=福島市

 記録的な高温少雨の影響が福島県内に出つつある。農産物では特産のモモに小玉傾向が見られ、収量の低下が懸念されている。県内の一部ダムは貯水率が50%台に落ち、水不足もちらついている。
 ふくしま未来農協(福島市)によると、出荷最盛期を迎えるモモの「あかつき」は猛暑で生育が止まった。大きさは例年より2階級ほど下がり、数量も計画を25%程度下回る見通しだ。
 同農協は31日、農作物の適切な管理を呼び掛けるため、本店に異常気象対策本部を設置した。菅野孝志組合長は「高温少雨に対応できるよう、農家に技術指導していく。モモは小玉でもおいしく、多くの人に食べてほしい」と話した。
 県河川整備課によると、県管理の多くのダムは貯水率80%台だが、日中ダム(喜多方市)は53.5%、東山ダム(会津若松市)は55.4%と「危険水域」にある。喜多方市は7月25日、渇水対策本部を設置した。
 福島市を流れる松川(阿武隈川支流)は流量が少なく、川底の一部が露出している。県県北建設事務所によると台風12号による雨が降る前は、中流の約5キロにわたって川底が露出する状態だったという。
 福島市の7月の降水量は30日現在83.5ミリと、月平均の半分ほど。最高気温が35度以上の猛暑日は31日を含め15日間に上った。
 福島地方気象台によると、6、7日に気圧の谷の影響で、県内で雨が降る可能性があるという。


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2018年08月01日水曜日


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