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<楽天>延長12回 枡田「狙っていた」フォーク捉え決勝打 田中は初の1試合2発

8回東北楽天無死、田中が右越えにこの試合2本目の本塁打を放つ

 張り詰めた球場の雰囲気を切り裂くような一打だった。東北楽天の枡田が延長十二回、決勝の2点二塁打を放った。
 2死から今江、銀次の連打で一、二塁とし、打席には枡田。「打席が回ってくるような気がしていた。試合を決める、という気持ちしかなかった」と吉田一(青森山田高−日大出)のフォークボールをきっちり捉えると、打球は左中間に大きく飛んでいった。枡田は「『来い来い』と狙っていた球」と笑みを浮かべた。
 もう一人の立役者は田中だ。0−1の三回にアルバースのツーシームをバックスクリーンにたたき込む10号ソロを放った。再び1点を追う八回にも、近藤の直球を右翼席に運んだ。
 田中にとって1試合2本塁打は初めて。今季チームの日本人選手で最速の2桁本塁打に、「5本目を打ってから意識していた」と喜んだ。一回はアルバースの球に勢いに差し込まれ気味で遊ゴロに打ち取られたが、次の打席でやり返した。「修正能力が高い」と栗原打撃コーチ。三回に初球から大胆にスイングしたことも高く評価した。
 5位オリックスに2連勝し、ようやく今季40勝に届いた。「引き分けになる可能性も大きかった。この勝ちは大きい」。平石監督代行の顔に自信がみなぎっていた。(伊藤卓哉)


2018年08月02日木曜日


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