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仮設住宅「20年度まで解消」安倍首相が石巻、東松島を視察

震災遺構の旧野蒜駅で震災語り部と懇談する安倍首相(右から2人目)

 安倍晋三首相は2日、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻、東松島両市を視察し、岩手、宮城両県の被災者が暮らす仮設住宅について、復興・創生期間が終わる2020年度までに解消させる考えを示した。報道各社の取材に「期間中に移転を完了し、仮設生活を解消する」と述べた。
 石巻市では被災者が入居する「仮設南境第7団地」を訪問。集会所であった転出者のお別れ会に参加した。会を企画したNPO法人「石巻復興支援ネットワーク」の兼子佳恵代表理事(47)は「仮設で暮らす人がまだいるということを知ってもらえた」と話した。
 昨年6月に開設された観光施設「いしのまき元気いちば」も訪ね、運営する「元気いしのまき」の後藤宗徳社長から説明を受けた。
 東松島市の旧野蒜駅に隣接する市復興祈念公園で慰霊碑に献花した後、同駅で語り部グループ「TTT」のメンバー2人と懇談。津波に襲われながらも逃げた体験を聞き「経験した人の言葉は力がある。語り伝えてほしい」と激励した。
 視察には吉野正芳復興相が同行した。


2018年08月03日金曜日


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