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<松島防災キャンプ>豪雨災害に備えを 小中学生、土のう作り防災学ぶ

山砂を袋に入れ、土のうを作る参加者

 子どもたちが災害時に必要な知識や技能を学ぶ「松島防災キャンプ」が2日から1泊2日の日程で、宮城県松島町の品井沼農村環境改善センターなどで始まった。地震や津波のほか豪雨水害にも備えてもらおうと、土のうを作って積み上げる体験が初めて取り入れられた。
 開催は5年目で、町内の小学4年〜中学3年計25人が参加。吉田川が決壊し、品井沼を干拓して作った水田や民家が水浸しになった1986年の「8.5豪雨」について郷土史研究家の里見暢行さん(松島町)に説明を受けながら、バスで現地を見て回った。
 この後、松島東部地域交流センターで水防訓練を実施。参加者は松島消防署員らに教わり、力を合わせてスコップで山砂を袋に入れて土のうを作った。出来上がった土のうを運んで積む体験もした。
 小学4年の藤田妃名(きな)さん(10)は「土のうは重くて、作っている人はすごいと思った。家が吉田川に近いので土のうを作るならみんなの役に立ちたい」と話した。
 このほか心肺蘇生法を学び、炊き出しや避難所の寝床作りも体験した。2日目は119番通報訓練などを行う。


2018年08月03日金曜日


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