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<山形大パワハラ>再発防止の参考事項記載なし 特別対策委報告書

 山形大xEV飯豊研究センターのセンター長によるパワハラ問題で、調査に当たった特別対策委員会が、学内のハラスメント防止対策の参考となる事項はないとする報告書を同大ハラスメント防止委員会に提出していたことが2日、分かった。再発防止に生かされるべき調査結果を過小評価させる可能性がある。
 問題の記述があったのは特別対策委が6月19日、ハラスメント対応全般を担うキャンパス・ハラスメント防止委員会に対し、調査報告書とともに提出した「対応終了報告書」。事案の事実経過、懲戒処分に関する意見の項目は詳述されていたが、「全学のハラスメント防止対策に参考となる事項」の項目に実質的な記載はなかった。
 両委員会はともに総務担当理事の阿部宏慈副学長が委員長を務めており、報告する側の責任者と報告を受ける側は同一人物になっていた。同大の事案対応の体制が適切だったかどうかも問われそうだ。


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2018年08月03日金曜日


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