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<山形大パワハラ>減給1万円の根拠 学長「説明難しい」明言避ける

定例記者会見でセンター長の処分について話す小山学長

 山形大が職員へのパワーハラスメント(パワハラ)行為を理由に同大xEV飯豊研究センター(山形県飯豊町)のセンター長を減給約1万円とした処分に関連し、処分の根拠について小山清人学長は「うまく説明するのは難しい」と明言を避けた。2日の定例記者会見で述べた。

 山形大の懲戒規程はパワハラについての規定がなく、セクハラの規定を準用する決まり。処分の標準例では(ア)上下関係に基づく影響力を用いた行為は停職以上(イ)被害者側の意に反し、繰り返し行われた行為は停職、出勤停止または減給−と定めており、大学は今回の処分で(イ)を適用したことが明らかになっている。
 小山学長は(ア)の条項を適用しなかった理由を問われると、「パワハラの言葉自体に上下関係が含まれるため」と説明。記者から「理解できない」との声が上がった。
 処分が軽すぎるとの批判には、「処分は厳正性が必要。世の中がどうというより、規則に照らして処分した」と述べた。
 被害者への謝罪、補償が行われていないことについては「センター長の処分内容は被害者に伝えた。謝罪や補償を求める意思を大学として把握していない」と語り、明確な意思表示があった場合に応じる方針を明らかにした。間接的な謝罪は「(記者の)皆さんの前でこうして行っている」との見解を示した。
 自身の処分は「今まで考えていなかった。役員と相談したい」と話した。

記者会見の動画はこちら
https://www.kahoku.co.jp/movie/


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2018年08月03日金曜日


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