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<栗原市官製談合>米倉被告不正主導か 佐藤被告「建設業者接点なし」

 栗原市発注工事を巡る官製談合事件で、官製談合防止法違反などの罪で起訴された市建設部参事佐藤義夫被告(58)=収賄容疑などで再逮捕=が宮城県警の調べに、公競売入札妨害罪で起訴された丸安建設社長白鳥泰行被告(51)に入札情報が伝わっていることを認識していなかったという趣旨の供述をしていたことが3日、捜査関係者らへの取材で分かった。
 丸安建設は、起訴対象となった市の交流施設エポカ21の建築改修工事の制限付き一般競争入札で、同罪で起訴された米倉設備工業専務米倉智章被告(51)=贈賄容疑などで再逮捕=が佐藤被告から得た設計価格の情報を基に最低制限価格と同額で落札した。
 佐藤被告は調べに対し、白鳥被告との接点がほとんどなかったと説明。丸安建設に受注させる意図は佐藤被告になく、米倉被告が不正入札を主導したとみられる。
 関係者によると、米倉、白鳥両被告は同じ中学校の同級生で親密だった。両被告の会社は2010年以降に計8回、エポカ21を含め同一施設の建築工事と設備工事を「ペア受注」しており、米倉被告が白鳥被告に繰り返し設計価格を伝えていた可能性がある。
 起訴状によると、佐藤被告は1月20日ごろ、米倉被告に電話で設計価格を漏らし、米倉被告は同29日ごろ、電話で白鳥被告に設計価格を伝え、丸安建設に最低制限価格(2億6796万円)と同額で落札させたとされる。


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2018年08月04日土曜日


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