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小規模高校の強みと弱点って何だろう?全校生徒81人の山形・小国高、全国サミット企画

和気あいあいとした雰囲気の中で交流を深めた小規模高の生徒たち

 交流を通して小規模高校の存在意義を見詰め直し、新たな可能性を探る「全国高校小規模校サミット」が2日、山形県小国町の旧小玉川小中学校で開かれた。東北を中心に、遠くは熊本県から計17校の教員、生徒と教育関係者ら約130人が参加し、議論を深めた。
 1学年1クラス、全校生徒81人の県立小国高が初めて企画した。初対面同士が打ち解けやすい雰囲気をつくろうと、参加者全員を7人程度の小グループに分散。自己紹介した後、ビデオレターを含めて12校の代表生徒らが、それぞれの学校の特徴や活動内容をスライドなどを使って説明した。
 参加校の生徒数は100未満から200台で、いずれも都市部から離れた地域に立地している。ボランティアなど、地域住民と連携した活動に力を入れているケースが目立つ。部活動で人数確保に苦慮する半面、「主役になれる機会が多い」と前向きに捉えて活動している。
 東日本大震災で津波被害を受けた宮城県南三陸町の志津川高2年佐藤陽菜(はるな)さん(16)は、特産品を生かした商品開発の事例を紹介。「地域の皆さんに助けられながら、自分たちにできることを積極的にやっています」と話した。
 東北芸工大コミュニティデザイン学科の岡崎エミ学科長が、「最先端は辺境にあり!小規模校だからできる地域づくり学習」と題して講演。「地域のために高校生が今できること」をテーマにグループ討論し、その内容を報告し合った。


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2018年08月05日日曜日


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