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<東海インターハイ>男子400m障害 岩渕(仙台育英)悔しい2位

男子400メートル障害決勝 51秒37で2位となった仙台育英の岩渕

 第4日は4日、三重県亀山市西野公園体育館などで行われ、重量挙げ69キロ級で佐藤康太郎(宮城農)がトータル282キロの大会新記録で優勝した。天野佑真(宮城・柴田)は3位入賞。
 陸上女子の円盤投げは予選で50メートル05の大会新記録を出した斎藤真希(山形・鶴岡工)が決勝で49メートル51をマークして2連覇を果たした。400メートルリレーでは山形中央が3位、400メートル障害では阪希望(山形中央)が4位に入った。男子400メートル障害で岩渕颯耶(仙台育英)が2位。サッカー女子の常盤木学園(宮城)が決勝進出。
 カヌー男子のスプリント・カヤックペア(500メートル)では山形・谷地の設楽勝太、小野隼人の2年生が2連覇。スプリント・カヤックシングル(500メートル)で青木瑞樹(福島・安達)が3位だった。

◎自己新も「気持ちの差で負けた」

 頂点にはわずかに届かなかった。男子400メートル障害の岩渕(仙台育英)は自己ベストの51秒37で2位フィニッシュ。「最後は気持ちの差で負けた。順位以外は満足している」と言葉少なに語った。
 優勝した出口(東福岡)とは10台目まで互角。直線のラスト40メートルでリードを許し、そのまま逃げ切られた。「2年生に負けた」。最後のインターハイで優勝を狙っていただけに、レース後はしばらく表情が硬かった。
 前回大会は決勝をみすみす逃した。準決勝のゴール手前で「決勝に行ける」と気が緩み、最後の10台目に足を引っかけて転倒した。
 あれから1年。ハードラーはたくましさを増し、「殻を破って次のステージに進みたい」と攻めの姿勢を貫いた。ただ一人、予選、準決勝、決勝と3本全て51秒台をそろえてみせた。
 実力があっても決勝に残れるとは限らない。怖さを知るからこそ「インターハイに至るまでのどの大会も楽ではなかった。1年かけ、ここまではい上がってきた」と実感を込めて振り返った。
 5日には仲間と走る1600メートルリレーがある。「今日の結果を自信にリレーも決勝を目指す」。表情は少し和らいでいた。174センチ、62キロ。(岩崎泰之)

<女子円盤投げ連覇の斎藤「もっと強く」>
 女子円盤投げの斎藤(山形・鶴岡工)は49メートル51の大会新記録で同種目34年ぶりの連覇を達成した。
 予選1投目でいきなり50メートル05の大会記録。「通過すればいいや」とリラックスして投げた円盤がスタジアムを驚かせた。決勝は「記録へのプレッシャーで緊張してしまった」と言いながら5投目で49メートル42、6投目で49メートル51と実力を見せつけた。
 4月に52メートル38の日本高校記録を投げ、6月の日本選手権は51メートル42で制覇。7月のU20世界選手権も8位に入った。170センチ、76キロ。体重は1年前とほとんど変わっていないが、筋力がついて飛距離が安定した。
 「連覇は当たり前」と話す円盤投げの女王も、前日から試合当日の朝まで緊張による腹痛があったという。「精神面をもっと強くすれば記録更新を狙える。場数を踏んでもっと強くなりたい」。次は国体に照準を合わせる。

<アンカー酒井「申し訳ない」>
 女子400メートルリレーは前回大会200メートル覇者の青野を擁する山形中央が3位だった。優勝を目標としてきたメンバーは涙を流して悔しがり、アンカー酒井は「申し訳ない気持ちでいっぱい」と自分を責めた。
 地元山形での前回大会は同じ4人で走って6位入賞した。けがなどでこの1年間、4人一緒にレースを走ることはできなかったが、ぶっつけ本番の今大会、予選でチームベストの45秒81をマークし、決勝も45秒82と快走。酒井は「どこよりも絆は強い」と仲間をたたえた。
 5日に200メートル連覇に挑む青野は「力は出し切れた。200メートルでこの悔しさを晴らす」と涙をぬぐった。

<山形中央・阪(女子400メートル障害で4位)>
「自己ベストを出せたので、表彰台を逃した悔しさよりうれしさの方が大きい。3年になる来年は100メートルも400メートルも両方とも優勝したい」


2018年08月05日日曜日


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