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<東海インターハイ>重量挙げ69キロ級 佐藤(宮城農)大会新V

重量挙げ69キロ級 ジャークで158キロを挙げ、トータル282キロの大会新記録で2連覇した宮城農・佐藤

 第4日は4日、三重県亀山市西野公園体育館などで行われ、重量挙げ69キロ級で佐藤康太郎(宮城農)がトータル282キロの大会新記録で優勝した。天野佑真(宮城・柴田)は3位入賞。
 陸上女子の円盤投げは予選で50メートル05の大会新記録を出した斎藤真希(山形・鶴岡工)が決勝で49メートル51をマークして2連覇を果たした。400メートルリレーでは山形中央が3位、400メートル障害では阪希望(山形中央)が4位に入った。男子400メートル障害で岩渕颯耶(仙台育英)が2位。サッカー女子の常盤木学園(宮城)が決勝進出。
 カヌー男子のスプリント・カヤックペア(500メートル)では山形・谷地の設楽勝太、小野隼人の2年生が2連覇。スプリント・カヤックシングル(500メートル)で青木瑞樹(福島・安達)が3位だった。

◎圧巻のパワーで連覇 父譲り本番に強い精神力

 記録だけに注目が集まっていた。重量挙げ69キロ級で、宮城農の佐藤はジャーク2回目で158キロを挙げ、スナッチとのトータルで大会新記録を達成。最終の3回目は成功すれば高校記録を塗り替える合計287キロだったが、重りは床に落ちて鈍い音が会場を包んだ。
 「悔しいですね、最後のジャークが…」。インターハイ2連覇にも敗者の弁のように高校最後の夏を締めくくった。
 大会前に調子が良かったのが災いし、張り切って練習に励んだところで股関節を痛めた。状態は「93パーセントくらい」と言いながら、他を寄せ付けない圧巻のパワーは健在だ。
 「時計を止めてください」。重量増加を知らせるアナウンスが流れるたび、あまりの強さに嘆息したような笑い声が会場を包んだ。そんな声も「聞こえなかった」と、最後まで集中力は失わない。本番に強い精神力は、バルセロナ五輪代表だった父の和夫監督譲りだ。
 高校記録の更新は秋の福井国体が最後のチャンス。「挑戦したいです」。首に提げられた金メダルのようにまぶしい笑顔で宣言した。163センチ。仙台市出身。(剣持雄治)

<3位の天野「うれしくて泣いた」>
 重量挙げ69キロ級で、天野(宮城・柴田)が3位に入った。「うれしくて泣いてしまった。今まで頑張ってきて良かった」と笑顔が絶えなかった。
 2年前の10月、野球部から転部。今年3月の全国選抜大会で表彰台に上がって自信が芽生え、最後の夏に結果を残した。2連覇を果たした同階級の佐藤(宮城農)の存在も心強く、試技の合間に「頑張れよ」と掛けられる言葉を励みにしてきた。「ライバルと言ったら恥ずかしいが、少しでも近づけるよう努力したい」とさらなる飛躍を誓った。


2018年08月05日日曜日


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