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<東海インターハイ>陸上女子200m 青野(山形中央)2位 連覇逃す

女子200メートル決勝 23秒89で2位となった山形中央・青野(右)

 東海インターハイ第5日は5日、静岡県藤枝市の藤枝総合公園サッカー場などで行われ、陸上女子200メートルは青野朱李(山形中央)が23秒89で2位。女子800メートルで長沼明音(山形・九里学園)が2分9秒79で3位に入った。女子棒高跳びの杉沼凜穂(山形商)は3メートル75で6位、女子三段跳びの佐々木夢奈(福島南)は12メートル03で8位入賞を果たした。

(三重交通Gスポーツの杜伊勢)
 【男子】
 ▽200メートル決勝 (1)高木悠圭(静岡・東海大静岡翔洋)21秒13
 ▽800メートル決勝 (1)クレイ・アーロン竜波(神奈川・相洋)1分50秒05
 ▽5000メートル決勝 (1)ベヌエル・モゲニ(大分・大分東明)14分5秒49(2)ムセンビ(仙台育英)14分6秒21(7)田沢(青森山田)14分21秒48
 ▽5000メートル競歩決勝 (1)柳橋和輝(富山・龍谷富山)21分11秒94
 ▽走り高跳び決勝 (1)柴田涼太郎(兵庫・社)2メートル09
 ▽やり投げ決勝 (1)中村健太郎(大阪・清風南海)69メートル84
 【女子】
 ▽200メートル決勝 (1)壱岐あいこ(京都・京都橘)23秒78(2)青野朱(山形中央)23秒89(6)三浦(宮城・柴田)24秒30
 ▽800メートル決勝 (1)山口真実(福岡・北九州市立)2分7秒98(3)長沼(山形・九里学園)2分9秒79
 ▽三段跳び決勝 (1)河添千秋(愛媛・松山北)12メートル61=大会タイ(8)佐々木(福島南)12メートル03
 ▽棒高跳び決勝 (1)田中伶奈(香川・観音寺一)3メートル90=大会タイ(6)杉沼(山形商)3メートル75
 ▽ハンマー投げ決勝 (1)渡辺ももこ(福井・敦賀)54メートル60=大会新

◎抜き返され動きに硬さ

 女子200メートルの青野は連覇を逃した。決勝のタイムはセカンドベストの23秒89。「インターハイは甘くない」。高校歴代3位の記録(23秒61)を今季マークし、連覇に自信を持っていただけに、ショックは大きかった。
 残り100メートル手前で優勝の壱岐(京都橘)よりいったん前に出るも、直線で抜き返された。相手に先行されると動きが硬くなる癖が出てしまう。「ここからだと思ったが、届かなかった。ガチガチだった」
 レース後は感情を表面に出さず、ベンチに座ってぼんやりとトラックを見つめた。「何で勝てなかったんだろう」と自問し、モニターに映ったタイムの感想を聞く報道陣に「タイムは見たくない」と怒りをあらわにする場面もあった。
 7月のフィンランド遠征時に左足首を痛め、十分な調整ができないままインターハイを迎えた。「大会が近づくにつれて連覇が頭をよぎるようになった」と話すように、プレッシャーも相当あったのだろう。
 100メートルは準決勝で敗退し、400メートルリレーは3位にとどまった。200メートルと合わせて3冠を目指した高校ラストイヤーの大会は不本意な成績に終わった。
 取材エリアを一人出て行くと、外にはチームメートが待っていた。仲間の顔を見た途端、涙が一気にあふれ出た。(岩崎泰之)

<女子800メートル3位の長沼、喜び浸る>
 「インターハイで入賞するなんて初めて。念願のメダルを取れて、すごくうれしい」。女子800メートルで3位に輝いた長沼(山形・九里学園)は表彰台で満面の笑みを見せ、喜びに浸った。
 ゴール直前のスパートで一気に混戦を抜け出し、1000分の1秒単位の差で3位をもぎ取った。「死ぬ気で勝ちにいった。最後は記憶がない」。無我夢中で走り切り、充実の表情を浮かべた。
 1、2年生のインターハイは準決勝敗退。今季から400メートルにも取り組み、スピードが増した。2年間変わらない2分8秒99の自己ベスト更新に向け、「国体で結果を出したい」と意気込む。

<杉沼、女子棒高跳びで6位入賞>
 女子棒高跳びは杉沼(山形商)が3メートル75で6位に入った。初の全国入賞を果たした2年生は「前回の山形でのインターハイは棒高跳びの補助員だった。『来年はみんなと一緒に跳ぶぞ』と思っていた」と言い、目標達成に終始笑顔だった。
 調子が良く、セカンドベストの3メートル75を1回目で跳んで、自己ベストタイの3メートル80に挑んだ。最後の3回目は跳び越えたかに見えたが、おなかが少しかすってしまい失敗。「勝ちへの気持ちが足りなかった」と振り返った。
 「同学年が2位で、負けたのが悔しい。来年は高校記録を上回る4メートル20を超える選手になる」。入賞を自信に新たな目標を掲げた。

<女子三段跳び佐々木、勢いに乗り8位>
 女子三段跳びの佐々木(福島南)は8位入賞。今季ベストの12メートル07を予選で出し、決勝も12メートル03をマーク。「目標の入賞を果たせた」と声を弾ませた。
 陸上の各種目で大会新記録が相次ぐ今大会の勢いに乗ろうと、「どんどん攻めていこう。向かい風でも攻める跳躍をしよう」と積極的だった。助走から踏み切りまでのスピードが上がっているのを実感できたという。
 「本番に強いタイプ。国体に行けたら、12メートル09の自己ベストを更新して表彰台の上位を目指す」と力強く語った。


2018年08月06日月曜日


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