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<東海インターハイ>サッカー女子 常盤木学園が初の頂点

サッカー女子決勝 日ノ本学園−常盤木学園 後半25分、常盤木学園のFW中村(左)がシュートを決め、2−0とする

 東海インターハイ第5日は5日、静岡県藤枝市の藤枝総合公園サッカー場などで行われ、サッカー女子決勝で常盤木学園(宮城)が昨年優勝の日ノ本学園(兵庫)に3−0で快勝し、初の頂点に立った。

(藤枝総合運動公園サッカー場)
 ▽女子決勝
常盤木学園(宮城) 3/1−0/0 日ノ本学園(兵庫)
            2−0
▽得点者【常】中村2、北川

◎3ゴール 攻守でチーム一丸

 常盤木学園が2連覇を狙う日ノ本学園を3−0で下し、初優勝。攻守にチーム一丸となり、栄冠をたぐり寄せた。
 今大会、主将でGKの今井を左膝のけがで欠いて臨んだ。序盤は押し込まれても最終ラインが踏ん張って失点を防いだ。DF大河内は「これまで(今井に)頼っていただけに、自分たちが守らなければという意識がとても高かった」と守護神不在による結束を強調した。代わってピッチに立った2年生GK伊藤も前半にファインセーブを続け、もり立てた。
 攻撃陣は序盤、パスをつないで中央突破を図るも攻め切れなかったが、途中から、シンプルにサイドからの仕掛けに変えたのが良かった。前半35分、左サイドをえぐったMF安沢の低いクロスにFW中村が頭で合わせた。チーム前半唯一のシュートが貴重な先制ゴールにつながった。
 後半は前がかりになった日ノ本学園の裏を突いて、カウンターからさらに2点を加え、勝利を決定づけた。
 数々のタイトルを獲得し、チャレンジリーグにも参加する高校サッカー女子の名門だが、インターハイだけは縁がなかった。この日2得点の中村は「新たな歴史をつくろうと戦ってきた」と初優勝を満足げに振り返る。「夏を制覇したからといって調子に乗らないように」と戒めた阿部監督の表情も、和らいでいたように見えた。(射浜大輔)

<FW中村、意地の2得点>
 常盤木学園のFW中村が2得点1アシストと優勝に大きく貢献した。4日の準決勝ではシュート0本と沈黙しただけに「きょうこそは決めたかった」とストライカーの意地をのぞかせた。
 前半終了間際に頭で先制点。後半25分には、相手GKの動きを見てゴール右隅に貴重な追加点をたたき込むと、試合終了間際には冷静にGKとDFを引きつけてからパスを出し、アシストも記録した。殊勲の背番号9は「後ろが粘り強く守備してくれたおかげ」とチームワークの勝利を強調した。


2018年08月06日月曜日


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