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<メガホン>柴田高校の再生工場/部活でくすぶる選手よみがえらせる

 甲子園を目指した元球児は、高校最後の夏に表彰台に立っていた。
 三重県を主会場に開催中の東海インターハイ。4日の重量挙げ69キロ級で3位になった柴田(宮城)の天野佑真は元野球部員だ。伸び悩んでいた時、ウエートリフティング部の佐藤隆行監督の誘いを受けて、1年の秋に入部した。
 入学間もない体力測定。体育を教える佐藤監督は立ち幅跳びで3メートル20を軽々と超えた天野の瞬発力に「何か成し遂げてくれそうな雰囲気がある」とほれ込んだ。
 他の生徒より1メートルほど遠く跳ぶ姿は11年前の佐賀インターハイで準優勝した教え子と重なって見えた。その選手も元バレーボール部。他の部活でくすぶっていた選手をよみがえらせるウエートリフティング部は「柴田高校の再生工場」と言われるようになった。
 「自主練習で弱点を補い、今まで続けてきた成果が出た」と天野。ものづくりが盛んな東海地方で、再生工場の名に恥じない立派な結果を残した。(剣持雄治)


2018年08月07日火曜日


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