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<東海インターハイ>男子三段跳び 松田(山形中央)が初制覇

男子三段跳び決勝 15メートル70で優勝した山形中央の松田

 全国高等学校総合体育大会第6日は6日、浜松市の浜松アリーナなどで行われ、陸上は男子三段跳びを松田基(山形中央)が制した。男子砲丸投げの夏井勇輝(岩手・久慈)は3位だった。男子3000メートル障害の横田俊吾(福島・学法石川)は7位、女子やり投げの星佳奈(福島・会津若松ザベリオ学園)は4位とそれぞれ入賞した。

◎最終6回目 会心の跳躍

 追い込まれてからが強かった。男子三段跳びの松田は、攻めのジャンプを貫いて最終6回目で15メートル70を跳んで初の頂点。「ファウルになっても楽しもうと自分に言い聞かせた。結果がついてきた」と誇らしげだった。
 決勝は1回目がファウル、2回目は14メートル67。周りの選手が15メートル台を出す中、次で記録を出さないとトップ8に残れない。「こんなところで終われない」。弱気を振り払って3回目で15メートル38を跳ぶ。これで勢いに乗った。
 4回目からは助走のスピードを上げた。ももを上げて弾むように走り、ホップ、ステップ、ジャンプで加速を続けるイメージ。追い風参考ながら4回目に15メートル65を出し、その時点でトップの15メートル69に迫る。6回目も風に乗りながら「跳びながら(加速が)来てるな、浮いてるなと分かった」という会心のジャンプ。記録が表示されると、手をたたいて喜びを爆発させた。
 今大会のランキングは15メートル57で2位だった。女子200メートルで前日2位の青野ら同じ山形中央のランキング上位者が頂点を逃す中、「何が起きるか分からない。ランキングは関係ない」と最後まで挑戦者であり続けた。
 「日本一の選手になれるなんて思ってなかった。助走のスピードをもっと上げ、国体では日本高校記録16メートル10に挑戦したい」。さらなる高みへ軽やかに跳び立つ。173センチ、65キロ。天童市出身。(岩崎泰之)

<夏井、マイペース貫き3位>
 「いつも通りに投げました」。男子砲丸投げの夏井(岩手・久慈)は最終6投目で16メートル85の自己ベストを出し、3位に輝いた。自分の投てきに集中し、上位入賞を果たした。
 「低く構えて腕を突き出す動き」を意識して投げ続けた。5投目まで16メートル20にとどまったが、6投目で一気に記録が伸びた。「順位を上げようとかは思ってなかった。目指す投てきが最後の6投目にできた」。全国の舞台でもマイペースを貫いた。
 目標の17メートルは次回に持ち越した。「ジュニア選手権で狙いたい」。温和な表情ながら力強かった。

<横田、終盤粘り7位>
 男子3000メートル障害7位の横田(福島・学法石川)=写真=は、終盤まで2位の外国人選手に食らい付く粘りの走りを見せた。「日本人1位を取りたかった。行けると思ったが力尽きてしまった」と振り返った。
 陸上の強豪校も今大会は振るわず、これまで入賞者ゼロだった。決勝では残り半周から次々と後続に抜かれたが、前半のリードが生きて入賞圏内に踏みとどまった。「最低限の成績は残せた。部長として夏合宿でチームを立て直して都大路で優勝を目指す」と決意を新たにした。

<星、走力生かし4位入賞>
 女子やり投げの星(福島・会津若松ザベリオ学園)=写真=は47メートル23で4位入賞。「前回大会は予選落ち。決勝に残れて、しかもトップ8に入って最後の3投を投げることができた。うれしい」と笑顔で喜んだ。
 予選で自己ベストの49メートル12を出し、トップで決勝に臨んだ。細身の体格ながら走力を生かしてやりを投げる。風や緊張もあって1〜4投目は飛距離が出なかったが、5投目で47メートルを超えた。「高校生のうちに50メートルを投げたい」。3年生。秋までの目標達成に全力を尽くす。


2018年08月07日火曜日


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