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<常磐線>20年春全線再開へ 双葉駅整備に本格着手、住民帰還へ弾み

再整備する双葉駅の完成予想図を指し示す伊沢町長=福島県双葉町

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町とJR東日本は6日、常磐線双葉駅の再整備と東西自由通路新設の工事に本格着手した。常磐線の2020年3月末までの全線再開に合わせて使用を始める。町内で働く人や来町者の玄関口になり、将来の住民帰還につなげる。

 起工式で、伊沢史朗町長は「双葉駅復旧は町の復興の中核。多くの就業者の利用が期待される。整備される県のアーカイブ拠点施設や復興祈念公園のアクセス駅にもなる」と話した。
 駅舎は橋上駅となる。周辺は、帰還困難区域に住民が再び住めるようにする特定復興再生拠点区域(復興拠点)の中核地域。駅西側に整備する新市街地と東側の従来の市街地を自由通路で結ぶ。事業費は18億4000万円で、町が96%を負担する。
 避難指示について、町は20年3月末までに駅周辺など先行解除、22年春ごろまでの復興拠点全域の解除を目指している。
 JR常磐線は富岡−浪江間で不通が続いている。


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2018年08月07日火曜日


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