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<若鷲旗>初戦快勝の秀光中教校、小杉新監督全国へ闘志 23歳、選手との対話重視

練習でノックする小杉監督(左)=3日、多賀城市の仙台育英高グラウンド

 山形市などで7日に開幕した第47回若鷲旗争奪東北中学校野球大会で、県代表の秀光中教校が初戦を快勝した。今年1月からチームを率いる23歳の小杉勇太監督は「大会4連覇中のチームを任される重圧もあるが、それ以上に子どもたちと接するのが楽しい」と話し、全国中学校軟式野球大会(19〜23日・広島県)出場へ意欲を燃やしている。

 1回戦は東根三中(山形)との対戦。相手に一人の走者も許さない戦いぶりで8−0の五回コールド勝ちを収め、「選手は東北大会に向けしっかり準備してきた。成果を発揮してくれた」と満足そうだった。
 仙台育英高野球部出身。主将で臨んだ2012年の夏の甲子園は16強入りを果たした。日体大に進んで野球部では学生コーチも務め、17年春に仙台育英学園の保健体育教員として採用された。
 転機が訪れたのは昨年12月。前任の須江航監督が高校野球部の監督に就任したことで、後任の座が回ってきた。守りに重点を置いた野球で、14年に全国制覇した須江野球を継承する。
 グラウンドでノックする姿はまだ学生のよう。年齢の近さが強みの一つだ。指導は選手との対話を重要視し、「中学生でも一人の人間として見ている」。常に選手にプレーの意図を問い続け、自ら考える姿勢を植え付けようとしている。
 「1球が運命を分けることもある。一つ一つのプレーを大切に戦ってもらいたい」。全国大会出場へ向けて表情を引き締める。


2018年08月08日水曜日


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