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幽玄の所作 舞捧げる 山形・遊佐で神楽「杉沢比山」

杉沢熊野神社に奉納された杉沢比山の舞

 山形県遊佐町杉沢地区に伝わる国重要無形民俗文化財の神楽「杉沢比山(ひやま)」の舞の奉納「仕組(しくみ)」が6日夜、地区内の杉沢熊野神社であった。15日の「本舞(ほんまい)」、20日の「神送(かみおくり)」と3晩にわたって演じられる。
 6日は日没後の午後7時ごろから神社境内の舞台で始まり、現在まで受け継がれる14曲のうち、源頼光らに鬼が退治される「大江山」など10曲を上演。小中学生ら住民がはやしに合わせて、幽玄の所作で舞い踊った。
 杉沢比山の正式名は「比山番楽(ばんがく)」で、鳥海山の神を敬う神楽だったと考えられている。修験者の里だった杉沢地区で鎌倉時代ごろから山伏が舞っていたのが、修験道の衰退などで住民に伝わったという。


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2018年08月09日木曜日


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