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<福島第1>グッズ販売中止 東電に批判相次ぐ「再度社内で検討したい」

 東京電力が、福島第1原発の記念グッズとして1日に発売したばかりのクリアファイルに批判が相次いだため、販売を中止したことが8日、分かった。東電は「賛成も含めて多数の意見が寄せられた。販売について再度、社内で検討したい」としている。
 クリアファイルは1〜4号機や構内の写真を載せており、3枚セットで300円。第1原発構内のコンビニ2店舗のみで販売し、ほぼ原価のため利益は出ないとしていた。視察者や廃炉作業を担う企業から、かねて「記念品が欲しい」との要望があったという。
 インターネット上には「作業してきた第1原発の思い出が欲しい」といった声がある一方、「事故で今も避難を強いられている人を忘れていないか」「事故を起こした当事者が販売するのに違和感がある」と批判的な意見が見られた。
 発売に際し、東電の担当者は「原発の現状を伝える機会が少なくなっており、グッズを通して多くの人に知ってほしい」としていた。昨年の第1原発の視察者は約1万2千人。1日当たり5千人に上る作業員が働いている。


2018年08月09日木曜日


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