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<#不登校は不幸じゃない>19日全国で交流会「一人で悩まず、仲間いること知って」

仙台イベントの主催者として参加を呼び掛ける丹野さん

 不登校の児童と生徒、その親らが集う交流イベント「♯不登校は不幸じゃない」が19日、東北6県の10カ所を含む全国約100カ所で一斉に開かれる。不登校の児童・生徒の割合が全国1位の宮城では、中学時代に不登校を経験した高校1年丹野倫さん(15)=名取市=が仙台市で開催する。丹野さんは「不登校は悪いことじゃないという価値観を広めたい」と意気込む。
 イベントは小中学校で不登校になり、定時制高校3年時に起業した小幡和輝さん(24)=和歌山市=が、夏休み明けの9月1日に最も多い子どもの自殺を防ぐ目的で開催を呼び掛けた。その思いに賛同した丹野さんら全国各地の関係者がそれぞれ主催。全国約100カ所まで広がった。
 仙台のイベントは、太白区の太白市民センターで午後1時に開会。小幡さんのメッセージが全国一斉に上映された後、丹野さんが自身の体験などを伝えるほか、フリータイムを設けて交流を深める。
 丹野さんは教員から理不尽に怒られたことなどをきっかけに、中学2年の夏休み明けから卒業まで学校に通わなかった。この間も「『不登校は悪い』という風潮が気になり、苦しめられた」と言う。
 そのような雰囲気が、夏休み明けの自殺増加につながっているとする専門家の指摘もある。内閣府が1972〜2013年の42年間を分析した日付別の18歳以下自殺者数は、9月1日が最も多い計131人で、唯一の百人台になっている。
 丹野さんら主催者は「一人で悩まず、イベントに参加して多くの仲間がいることを知ってほしい。学校に行かない選択肢もあるということへの理解が深まればいい」と話している。


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2018年08月10日金曜日


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