福島のニュース

奥会津バスでぶらり旅 豪雨で区間運休の只見線活性化

会津若松−会津川口の路線はラッピングバスが走る。
JR只見線の車両をイメージし、地元の学生たちがデザインした

 会津乗合自動車(会津若松市)は11日、福島県会津地方のJR只見線の駅などを起点とする路線バスの運行を始める。鉄道を利用する観光客らの2次交通の位置付けで、2011年7月の新潟・福島豪雨の被害で区間運休が続く只見線沿線の活性化につなげる。

 「奥会津ぶらり旅」と称した路線は「会津若松−会津川口(金山町)」「会津田島(南会津町)−只見」「会津田島−会津川口」の3ルート。JR各駅と第三セクター会津鉄道の会津田島駅を起点にする。
 運行は11月25日までで、10月21日までは土・日曜と祝日限定。紅葉シーズンの10月22日〜11月9日は平日も毎日走らせる。
 会津若松−会津川口の路線は道の駅を経由し、一部ではマイカーを置く「パーク・アンド・ライド」による周遊が可能。停車地の一つ、道の駅「尾瀬街道みしま宿」(三島町)は、只見線の橋を見渡せる絶景ポイントとして訪日外国人に人気となっている。
 会津田島駅は第三セクター野岩(やがん)鉄道、民間の東武鉄道を通じて東京とつながり、首都圏からの観光客の利用が期待される。
 事業費は約2000万円で、県が全額を補助する。運賃のうち乗り放題は、全3路線2500円、会津若松−会津川口の路線1500円など。
 JR只見線は豪雨被害を受けた会津川口−只見駅間で代行バスの運転が続く。21年度の列車の運行再開を目指し、復旧工事が今年6月に始まった。
 3路線の連絡先は会津乗合自動車0242(22)5560。


関連ページ: 福島 社会

2018年08月10日金曜日


先頭に戻る