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<東海インターハイ>水井(福島ふたば未来)制す バド女子単

バドミントン女子シングルスを制した水井
バドミントン男子シングルス決勝でレシーブする奈良岡

 第9日は9日、浜松アリーナなどで行われ、バドミントンの女子シングルスは今春の選抜大会のシングルス、ダブルスで優勝した水井ひらり(福島・ふたば未来学園)が初制覇した。
 男子シングルスで選抜大会に続く頂点を狙った奈良岡功大(青森・浪岡)は決勝で途中棄権し、準優勝だった。男子シングルス、ダブルスを制した緑川大輝(埼玉栄)は団体と合わせたインターハイ3冠を達成した。男子の3冠は2009年の星野翔平(埼玉栄)以来。女子ダブルスの大石悠生、木村早希組(青森山田)は準決勝で競り負けた。
 柔道男子73キロ級の佐藤凜太郎(山形・羽黒)は準決勝で敗れた。団体戦は天理(奈良)が国士舘(東京)を破り、27年ぶりの優勝を果たした。

◎的確なショットで圧倒

 バドミントン女子シングルスで水井が初戦の2回戦から決勝までの6試合、1ゲームも落とすことなく初の頂点に立った。春の選抜大会はシングルス、ダブルスを制しており、合わせて3冠を達成。「この1年で精神的に成長できた」。満足そうな笑みが広がった。
 決勝は立ち上がりこそ緊張から6点のリードを許したものの、次第に自分のバドミントンを取り戻した。
 「いつもの自分に戻れば大丈夫」。富岡一中(福島)時代から全日本総合選手権に参戦し、実業団の選手たちに挑んできた経験がある。的確なショットを積み重ねて逆転で第1ゲームをものにすると、第2ゲームは完全に主導権を握り、相手を圧倒した。
 母の妃佐子さんは1992年バルセロナ、96年アトランタ両五輪の代表で、叔母の泰子さんも元五輪代表。2人の背中を見ながら競技を始め、レベルアップを図ろうと故郷の奈良を離れ、練習環境に優れた富岡一中に入学した。
 インターハイの優勝カップには母と叔母の名前が書かれたペナントが下げられている。「ようやく名前を並べられる」と誇らしげに語った。163センチ、50キロ。
(射浜大輔)


◎奈良岡(青森浪岡)無念2位 バド男子単 決勝途中けがで棄権

 バドミントン男子シングルスで春の選抜大会の覇者奈良岡が、決勝で途中棄権し、昨年と同じ準優勝に終わった。「優勝したかった。悔しい」とうつむいた。
 大会直前の今月1日、練習中に左足首を痛めた。シングルス決勝は、精度の高いヘアピンなどハイレベルな技を見せたが、試合中に何度も天を仰いで顔をしかめた。「気にしないようにしていたが、激痛が何度も襲ってきた」。第3ゲーム途中、自ら棄権を申し出た。父の浩監督は「調整できなかった私のミス。本人に申し訳ない」と語る。
 小学校時代からさまざまな大会で最年少や史上初となる記録を打ち立て、将来を有望視される2年生。今大会は無冠で終わってしまった。「けがは言い訳にならない。来年は万全の状態で上を狙う」と雪辱を誓った。


◎大石・木村組決勝逃す バド女子複

 バドミントン女子ダブルス準決勝で、青森山田の大石、木村組が敗れた。立ち上がりにミスから4連続失点し相手にペースをつかまれ、第2シードのペアは終始受け身に回ってしまった。得意の低めの弾道によるラリーの攻防にも持ち込めず、木村は「対策を練られていた」と唇をかんだ。
 第1、3、4シードが準決勝までに姿を消す波乱の大会。大石は「勝たなければいけないという気負いがあった。相手2年生ペアの勢いにのまれ、こういう形で終わってしまい、悔しい」と言葉を絞り出した。




<バドミントン>(浜松アリーナ)
 ▽男子シングルス準決勝

奈良岡(青森・浪岡) 2 21−9  1 中山(埼玉栄)
             19−21
             21−14
 ▽決勝

緑川(埼玉栄)/棄 権/奈良岡
(奈良岡は第3ゲームで棄権) 

 ▽男子ダブルス準決勝

中山−緑川(埼玉栄) 2 21−13 0 武藤−奈良岡(青森・浪岡)
             21−17   

 ▽決勝

中山−緑川 2 21−12 0 武井−遠藤(埼玉栄)
        21−12 

 ▽女子シングルス準決勝

水井(福島・ふたば未来学園) 2 21−15 0 斎藤(埼玉栄)
                 21−17
 ▽決勝

水井 2 21−18 0 佐川(栃木・作新学院)
     21−14

 ▽女子ダブルス準決勝

鈴木−大沢(埼玉栄) 2 21−14 1 大石−木村(青森山田)
             19−21
             21−14

 ▽決勝

斎藤−吉田(埼玉栄) 2 21−9 0 鈴木−大沢
             21−13


2018年08月10日金曜日


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