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<甲子園>仙台育英、対外試合禁止経てあす夢舞台へ 「俺がいるから大丈夫」阿部主将が柱に

練習中も選手たちとのコミュニケーションを欠かさない阿部主将(中央)=6日、大阪府柏原市

 甲子園球場で開かれている第100回全国高校野球選手権大会で、宮城代表の仙台育英は12日、浦和学院(南埼玉)との初戦を迎える。阿部大夢(ひろむ)主将がチームの精神的な柱となり、6カ月の対外試合禁止処分を乗り越えて夢の舞台に臨む。

 7月の宮城大会決勝の前、阿部主将はナインに無料通信アプリ「LINE(ライン)」でメッセージを送った。
 「ピンチの時は俺がいるから大丈夫だ」
 有言実行の働きだった。六回無死満塁、長打を許せば逆転という場面で、阿部主将は3番手の捕手としてグラウンドへ。大栄陽斗(あきと)投手を好リードで支えて無失点で切り抜けた。
 1月に就任した須江航(わたる)監督と部員の懸け橋となった。監督がミーティングで話すことを、阿部主将が自分の言葉に言い換えてもう一度部員に伝える。須江監督は「大夢がいたから全員が物事の本質を理解し、前向きに変わろうとしてくれた」と振り返る。
 試合ができなかった半年間は「自分たちと向き合う時間になった」と阿部主将。無駄にすることはなかった。「一戦一戦しっかり戦えば、おのずと結果はついてくる」。初戦を前に、思いを新たにしている。


2018年08月11日土曜日


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