山形のニュース

<甲子園>羽黒、相手投手の術中にはまる「あと一本が出なかった」

羽黒−奈良大付 6回裏羽黒1死一塁、竹内が三振に倒れる。捕手植村(川村公俊撮影)

 15年ぶりの夏の舞台。羽黒は好機に凡打を重ね、夏初勝利はならなかった。主軸の竹内は「最後まで食らい付くことはできたが、あと一本が出なかった」。試合終了後、がっくりと肩を落として涙ぐんだ。
 スライダーが切れる奈良大付主戦木村に対し、打線は直球狙いを徹底した。しかし、序盤はミスショットを繰り返してしまう。
 一回は2死一、三塁で藤沼が外角の真っすぐを引っ掛けて遊ゴロ。二回も敵失をきっかけに2死二塁の同点機を得たが、渡部は真ん中高めの直球を打ち損じて捕邪飛に倒れた。
 好機を逸し続ければ、相手投手は乗ってしまうもの。次第にスライダーの球数が増え始め、羽黒打線はさらに手を焼いた。
 2種類あるというスライダーのうち、緩い方でカウントを稼がれ、縦に速い方を決め球に使われた。「何とか早く追い付かなければと思った」と秋保主将。打てなければ焦りも募る。終盤は早打ちが目立ち、木村の術中にまんまとはまってしまった。
 山形大会は準決勝、決勝でサヨナラ勝ちだったが、甲子園では身上の粘りは見せられなかった。竹内は「全国の厳しさを知ることができたのはいい経験。後輩たちには来年もこの舞台に立って初戦を突破してほしい」と後を託した。(大谷佳祐)


2018年08月11日土曜日


先頭に戻る