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<自民総裁選>東北の議員 経済、改憲を軸にした議論に期待

 9月の自民党総裁選に向け、石破茂元幹事長が10日、立候補を正式表明し、連続3選を狙う安倍晋三首相(党総裁)との一騎打ちが濃厚になった。党内7派閥の対応も固まり、東北の議員たちは地方や経済の活性化、憲法改正などを対立軸にした激論に期待した。
 首相出身派閥の細田派に所属する土井亨復興副大臣(衆院宮城1区)は9日夜、都内で首相や森喜朗元首相と会食した。総裁選は話題にならなかったというが、「首相が引っ張ってきたからこそ経済は好調。安全保障も成果を上げた。選挙戦では地方をどう活性化するか語ってほしい」と全面的に支持する。
 東北で唯一、石破派に所属する富樫博之氏(衆院秋田1区)は「経済、福祉、外交で首相との違いを示したい」。国会議員票では首相が圧倒的な情勢で、陣営の頼みの綱は地方票。「自分の思いと政策を語り、党員と国民の支持を得てほしい」と石破氏を支える。
 細田、麻生、岸田、二階、石原の5派閥が首相を支持する一方、竹下派は支持候補を一本化せず自主投票とした。参院側は石破氏、衆院側は首相に分かれた。
 ただ、参院竹下派の佐藤正久外務副大臣(比例、福島市出身)は首相支持を鮮明にする。「安倍外交の中心におり、副大臣になる前は安倍氏の考えの下で自衛隊を明記する改憲案を考えていた」と説明する。
 「ポスト安倍」に意欲を示すリベラル派の岸田文雄政調会長が立候補を見送り、政策論争は広がりに欠けそうだ。岸田派の小野寺五典防衛相(衆院宮城6区)は「政策本位の議論をして、国民に注目してもらうのが大事」と語った。


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2018年08月11日土曜日


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